体脂肪はなぜ増えるのか

体脂肪が増えてしまう人というのは、どういった生活をしている人なのでしょう。

運動の習慣がない人や外食の機会が多い人、喫煙や飲酒などの習慣がある人、
夕食の時間が遅い人や夜食を好んで食べる人、ストレスがたまっている人などは要注意とされています。

体脂肪が体内に蓄積されると、さまざまな悪影響を及ぼすといわれています。皮下脂肪が増えすぎると、皮膚がたるんだり運動能力が低下したりする原因となります。

内臓脂肪が増えすぎると、高脂血症、糖尿病、動脈硬化、脳卒中などの生活習慣病を引き起こしたり、
メタボリックシンドロームを引き起こしたりする原因になるといわれています。

メタボリックシンドロームというのは、

内臓脂肪型肥満に高血圧・高血糖・高脂血症のうち2つ以上の症状を発症

している状態のことです。

いずれも、命にかかわる症状であり、発症を防ぐためには体脂肪を減らす必要があるのです。

体脂肪というのは、中性脂肪の摂り過ぎによって増えていくものといわれています。中性脂肪は、食事によって体内に摂り込まれて、エネルギー源として使用される栄養成分です。

しかし、過剰に摂取すると体内に蓄積されていってしまうのです。

また、運動不足などが原因でエネルギーの消費量が足りない場合にも、体内に蓄積されてしまいます。

体脂肪が蓄積される場所というのは、女性の場合と男性の場合には違いがあります。

女性は皮下脂肪が増えやすく、男性は内臓脂肪が増えやすいといわれているようです。

一度増えてしまった体脂肪は、簡単に減らすことはできません。

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